こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。もともとは押入れいっぱいに洋服を持っていた私ですが、今ではオールシーズン合わせて30着まで減らせました。服を減らせたことで、毎朝の洋服選びはスムーズになり、洋服の管理の手間暇も激減。自分の暮らしにちょうどいいワードローブをキープできるようになりました。片付けの本を読んではあらゆる方法を試してきましたが、リバウンドの経験もたくさんあります。そこで今回は、私が実際に「服を減らす効果」のあったことを3つご紹介します。
- すぎたともみ 整理収納アドバイザー
- 東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
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季節ごとの洋服整理
ストレスの無いクローゼットをキープするためには、季節ごとのワードローブのチェックは必須です。アイテムごとに全出しして数をチェックし、着た頻度や持ち方の傾向を見ます。服の入れ替えが無くても、自分の手持ち服を把握するだけでモヤモヤがすっきり。
「たくさんあってチェックができない!」「そんな時間とれない!」と思った方、それは今のあなたに管理できる服の量を超えているサインです。服の適正量は人それぞれですが、シーズンごとのチェックがスムーズに出来る量を持つのもひとつの目安です。
なかなか服を減らせない人も、季節ごとに整理を繰り返すごとに徐々に減っていくのでご安心を。整理のたびに「着たい服は既にたくさん持っている」とわかると、衝動買いのブレーキにもなります。
ファッションの情報から離れる
洋服を減らしている期間は、ファッションの情報に触れるのはお休み。新しい情報に触れると、物欲が増し、衝動買いに繋がりやすくなります。新しい服をお迎えするよりも、既にクローゼットにある服と向き合う時間を取りましょう。
どうしても衝動買いしやすい人は、買い物へのハードルを上げるのが効果的。次のようなアクションを取ってみるのがおすすめです。
- ファッション雑誌を買わない
- 洋服屋さんに入らない
- ファッションの情報を発信しているSNSを見ない
- ショッピングサイトをブックマークから外す、アプリを消す
ワードローブの着用写真を撮る
整理を繰り返してもなかなか減らせない、という時におすすめなのが自分の着用写真の撮影すること。手に取った状態では素敵な服でも、自分の体に合わせてみるとなんだかイメージと違う、ということに気が付きます。鏡では「昨日のコーディネート」と「今日のコーディネート」を比べることはできませんが、写真なら何パターンもの自分のコーディネートを並べて比較できるのです。
「この日よりこの日の方が痩せて見える!」
「手持ちの服だけでもいろんなパターンができてる!」
「この服、昔は好きだったけど今の私には若すぎるかも・・・」
「この服、手放そうか迷って残したけど、やっぱりもう無くても大丈夫そう!」
こんなふうに、客観的に自分のコーディネートを見ることで得られる気づきはたくさん。少し離れた目線から、自分が自分のスタイリストになったつもりでチェックして。整理に迷っていた服にも判断が付きやすくなり、今後の洋服の選び方にも良い影響があります。
もともと服が大好きな私は、服の数を減らすことがなんだか淋しいことのような気がしていましたが、服を減らした今の方がおしゃれが楽しくなりました。たくさんの枚数を持っていても管理が行き届かず、「たくさんあるのに着られる服が無い」「今着たい服が無い」「クローゼットにどんな服が入っているか把握できていない」そんな状況でした。自分でラクに管理できる量になると「今着たい服がすぐ着られるクローゼット」が叶います。もっとおしゃれを楽しみたい方こそ、お試しいただきたい方法です。