春からライフスタイルが変化する季節。暮らしがうまく回らなくなってしまったり、今までできていた家事が効率的にできなくなった!と思っている方もいるのではないでしょうか。
収納は、見た目をスッキリきれいに見せるだけではなく、家事を楽にしてくれます。そこで今回は、わが家の「家事を楽にするために工夫した収納」をご紹介します。マンションでも収納を工夫すれば家事はグンと楽になります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 突っ張り棒で洗濯を楽に!
毎日の洗濯は時間をとられてしまう家事のひとつ。わが家では夜に洗濯をしているため、部屋干しをすることがほとんど。忙しさも疲れもピークの時間帯に効率的に洗濯干しを終わらせるために、洗濯機の上に突っ張り棒を設置しています。

干す前に、洗濯機から全て取り出して作業する場所に運ぶ手間を削減することに成功。手に取ったものからどんどんハンガーに掛けていけるため、家事にかかる時間も労力も短縮することができました。
洗濯機前での作業が終わったら、あとはハンガーやピンチハンガーに掛かった洗濯物をリビングへ移動させて完了です。
2. キッチン収納は動作を意識して
キッチンで行う家事は、「調理」「片付け」がメイン。それぞれの家事で必要なモノが、効率よく出し入れできるかをチェックしてみてください。

例えば、調理をするときに必要なものは調理台の近くに収納を。収納する場所は高さにも気をつけて。よく使うものは立ったまま出し入れできる高さに、たまに使うものはしゃがんで出し入れできる位置でOKです。

しゃがむという動作も毎日となると大変な動作に。必要なものを、立ったまま出し入れできるだけでも家事効率はグンとアップします。

ついつい面倒に感じてしまう「片付け」も収納を一工夫。食洗機を使っているわが家では、食洗機から一歩も動かずに収納できる場所に一軍の食器を。片付けの作業もスムーズです。
3. 掃除道具の仕組み化でハードルを下げる
みなさんは掃除の道具をどこに収納していますか。わたしはとにかく掃除が苦手。できるだけ楽に掃除ができるように、掃除道具は一箇所に収納するのではなく、掃除をする場所の近くに収納することを意識しています。

例えば、テレビ周りのホコリを取るためのワイパー。朝、カーテンを開けたついでに掃除ができるようにテレビ台の横にひっかける収納に。目に付く場所にしておけば、カーテンを開けたついでに自然と掃除ができます。

また、玄関掃除も、朝の子どもたちのお見送りが終わったら、自然と取り掛かれる仕組みにしています。学校の保護者用名札を片付けるときに目に付く場所に、ほうきとちりとりセットを収納。子どもたちを送ったあとに、そのまま玄関掃除をスタートできます。
いかがでしたか。収納には見た目をスッキリ整えるだけではなく、家事を楽にする力があります。毎日の家事を楽にしたいと思っている方は、ちょっとした収納を見直すだけでも変化があるかもしれません。参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto