そろそろ始める?入学準備。学用品収納を考える前に、小学生の荷物をチェック

ランドセル置き場

こんにちは。現在小3年と、年長の息子と暮らす住宅収納スペシャリスト・KEACONです。

我が家と同じように、来春小学校入学予定のお子さんをお持ちのご家庭では、「入学してからの荷物、どこに置こうかな?」とそろそろ考え始める方もいらっしゃるのでは。

収納場所を考える前に、まずは収納する「もの」をイメージ・・・したいところですが、初めて子どもが小学校に入学するというご家庭だと、なかなかイメージが湧きづらいですよね。小学生の持ち物と一言で言っても、教科書や筆箱のように毎日持っていくものもあれば、体操服や給食エプロンのように週末だけ持ち帰るもの、絵具セットやリコーダーのように学期中ずっと学校に置いておくものなど様々。今日は、我が家を例に、小学生の荷物を持ち帰り頻度別に紹介します。

意外と少ない?家に置いておく教科書やノート

まずは、毎日持ち帰ってくるものをチェック!

毎日持ち帰るもの
ランドセル、教科書、ノート、筆箱、学習済みのプリント、学校からのお便り、ハンカチ、ティシュ、マスク、名札、帽子、防犯ブザー、水筒、折りたたみ傘、濡れた時用の予備靴下など

どれも定番ばかりですが、実際に入学して意外だったのが、家に置いておく教科書やノートが案外少なかったこと。そもそも1年生って、学習する科目がそんなに多くないんですよね。

学用品置き場

息子の通う公立の小学校の場合、授業は算数と国語が基本的に毎日。それに体育や図工、生活といった科目がプラスされているという時間割でした。なので、毎日使う算数と国語の教科書は常にランドセルの中に入れっぱなし。家に置いておくのは、ほんの数冊の教科書とノート程度なので、我が家の場合セリアのA4ファイルスタンド2つで十分。3年生になった今でも、ファイルスタンドをそのまま使っています。教科書用に新しく本棚を買った方がいいのかな?と考えている方は、授業が始まってからでも遅くないのではないでしょうか。

教科書収納, ファイルボックス, 100均
セリア A4ファイルスタンドホワイト

それから、置き場所に困ったのが、学習で使ったプリント類。これは、持って帰ってくる量が予想以上!毎日6~7枚は持ち帰ってきます。翌日の時間割をするタイミングで、ランドセルから出すのですが、出したプリントをざっくり入れておける場所を作っておくと、子どもが自分で片づけてくれるのでおすすめです。我が家ではダイソーのファイルケースを使っています。毎日のことなので、考えずに投げ込むだけの収納が一番!たまったプリントは、学期が終わるタイミングで取っておきたいもの、処分するものに分けるようにしています。

プリント収納, 100均

また、コロナ禍になり、小学生にとっても欠かせないものとなったマスク。「毎日持ち帰るもの」って、裏を返せば「毎日持っていくもの」なので、ハンカチやティッシュと一緒に収納場所を作ってあげると、朝のバタバタ防止に役立ってくれますよ。

土日の間、どこに置く?地味に困る週末の荷物

週末に持ち帰るもの
体操服袋、給食袋、上靴袋、図書バック、歯ブラシセットなど

週末に荷物をまとめて持ち帰ってくるのも、小学生ならでは。我が家も金曜日のランドセルの中は、無理やり詰め込まれた体操服袋や給食袋でいつもぎゅうぎゅうです。

色柄や大きさも様々な、これらの袋。無造作にリビングに置いておくと、部屋がごちゃごちゃする原因に。週末中、リビングが落ち着かない空間にならないように、どこに置くか是非とも考えておきたいところです。

習い事用品, ニトリNインボックス
ニトリ Nインボックスレギュラー / キャスター

リビングの隅や隣接する和室などに、ランドセルとまとめて置ける場所があるといいのですが、スペース的に難しそうな場合は、ランドセルとは別に「出かけるときの動線上」に収納場所を作ってあげるのがおすすめ。目につく場所にまとめておくことで、月曜日の忘れ物防止につながります。廊下やリビングの入口近くに、フックやかごで指定席を作ってあげるのもいいのではないでしょうか。我が家ではキャスターを取り付けたニトリのNインボックス(レギュラーサイズ)を荷物入れに使用しています。

長期休みの荷物は収納の一角でOK

長期休みのタイミングに持ち帰るもの
通知表、絵具セット、ピアニカ、習字道具、裁縫道具、工作の作品、引き出しなど

長期休みに持ち帰る荷物の特徴は、しばらく家で保管する必要があるということ。ただし、新学期までの限られた期間なので、あらかじめ専用の収納場所を作っておく必要はなさそうです。リビングやダイニングのように毎日目にする場所ではなく、家族で使う押し入れやクローゼットの中に置いておけるスペースがあれば良いと思います。

また、1年生の時に驚かされたのが、子どもが図工で作ってくる作品のサイズ。紙粘土で作ったお面や、不思議な生き物など、親の予想を超えた特大サイズのものを持ち帰ってくるので、要注意です。

このほか、夏場のスイミングバックや、冬の縄跳びなど、特定の季節だけ必要となる持ちものもあります。

収納場所の準備は、使う頻度の高いものから

小学生の荷物と一言で言っても、毎日持ち帰るもの、週末だけ持ち帰るもの、長期休みのときだけ持ち帰るものと様々。入学したばかりの一年生は、朝の身支度だけでも一苦労なので、まずは毎日必要になるものの置き場所を優先して整えてあげるのが良さそうです。4月の入学に向けて、少しづつ準備を始めていきたいですね。

関連記事

プロアドバイザー紹介

  1. 【能登屋英里 】見た目・使い勝手が良い収納で便利に心地よく暮らしましょう

  2. 【すぎたともみ】毎日をもっと楽しみたい!ワクワクした気持ちで暮らしを整えるお手伝いをしています

  3. 【岸上 のぞみ】空間はその人そのもの。自分で自分の機嫌をとるための一歩を、お片づけやインテリアで始めましょう。

  4. 【川村亜貴子】ママの日常に1日1時間のゆとりを。未来に向けてのお片づけ、始めてみませんか?

  5. 【Nagisa Okamoto】収納で家事を楽に。シンプルな暮らしを楽しむアイデアをお届けします。

  6. 【KEACON】自然と片付く秘訣は収納の先取り。暮らしにあわせた家づくりを応援します。

  7. 【安藤秀通】「お部屋が変わると人生が変わる」インテリア&整理収納で心地よい暮らしを実現しましょう

  8. 【南さやか】海外でも賃貸でも自分の理想の暮らしを手に入れる、ミニマルな暮らしを一緒に目指しませんか?

アーカイブ