こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです!皆さんのご家庭ではどのような掃除機をお使いですか?我が家では6年前からほぼ毎日、LDKの床掃除にルンバを活用しています。ルンバ等のお掃除ロボットは、今お持ちでない方でもいつかは導入したいと考えている方がとても多い家電ですよね。そんなロボット掃除機の購入前に決めておきたいのが、本体の充電をするホームベースの配置です。今回は、ロボット掃除機(ルンバ)のホームベースの設置についてお伝えします。
ルンバのホームベース、設置場所で気を付けることは?
ルンバを効率よく活用するために、予めチェックしておきたい設置のポイントはこちら。
・回りに必要な空間を取る
![ルンバのホームベースの回りに必要なスペース](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/1EE3CF5D-C6D9-4DDA-8B94-491041B35107-1024x768.jpeg)
ルンバ本体のサイズは高さ10㎝、直径は35㎝。取扱説明書によると、ホームベースの設置場所は両脇に50㎝、前方に1.2mの空間をあけて置くことが薦められています。更に、クリーンベース付きの機種になると、両脇に50㎝、前方に1.2mに加えて、定期的に行うゴミ出しの作業動線を確保するため、上部に30㎝の空間が必要です。家具や間取りの都合上、推奨されている寸法の空間を取れなくても問題なく稼働している事例もありますが、効率的にルンバを使用するためにも、できる範囲でこの空間を確保した配置にしましょう。
・よく使う部屋に置く
![ダイニングキッチンにお掃除ロボット](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/EB847118-BD98-4DFA-AE01-FED14C73ED80-1024x768.jpeg)
あなたがルンバで掃除をしたいお部屋はどこですか?おそらく、リビングやダイニングなど、家族が集まるスペースでの活躍を期待している方がほとんどではないでしょうか?その場合、やはりルンバ基地の定位置はリビングやダイニングがベスト。ルンバで頻繁にお掃除をしたい部屋に設置しましょう。
・お手入れが日常的にできる、手の届きやすい位置に置く
![ルンバのお手入れ](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/A66DDCA8-5DCC-4380-8631-D449A049A462-1024x768.jpeg)
床掃除を自動で完了してくれるルンバですが、本体のお手入れやメンテナンスは定期的に必要になります。吸い込んだゴミの取り出し、本体や吸い込み口の掃除など、お手入れのしやすさを考慮すると、日常的に無理なく手が届く配置が必須。いくらスペースが空いているからと言って、大きなベッドやソファの下など、奥まり過ぎている配置はおすすめしません。
・周りにものが密集していない
![お掃除ロボット、ルンバ](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/27821B62-E44A-4A55-BCAD-7E555ED358B2-1024x768.jpeg)
掃除が終わると自動でホームベースに戻ってくれるルンバは、ベースから放射線上に発している赤外線によってその位置関係を把握しています。その為、床にモノが多い環境に置いてしまうと、帰って来られなくなることも。ルンバが戻れない状況が度々続く場合は、ホームベースの位置、もしくは周りの家具などの配置を少し調整する必要が出てくることも想定しておきましょう。
・平らな床面であること
![ルンバの充電スペース](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/C2B5283A-15C0-4130-8D57-84EF771F8908-1024x768.jpeg)
2㎝以内の段差なら乗り越えられるルンバではありますが、マット等の素材感や厚さによって、引っかかりが生じてしまうこともありました。これは実際にご自宅で使用しているマットとの相性を試してみないと分からないことかもしれませんが、なるべくベース基地周辺の床には凹凸が無い方が安心です。
・その他、配慮が必要なこと
![ペットの水飲みスペース](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/59B75D19-11A3-48F1-A1D0-03536C325DF5.jpeg)
ルンバの故障の原因になりやすいのが、水分。床にこぼれた水を吸い込んで壊れる、なんて事態を防ぐためにも、水回りへの侵入は避けた方が安心。キッチンまわりの床に跳んでしまった水滴はきちんと拭いてから稼働させましょう。ルンバは壁や家具などにも激しくぶつかることがあるので、ペットのケージや水飲みスペースにもルンバを近寄らせない方が良いでしょう。ペットとの相性が気になる方は、購入前にレンタルでお試しを。
![ルンバアプリで操作](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/IMG_5075-3-1024x768.jpg)
また、新しいモデルのルンバは、アプリやスマートスピーカーを介して稼働させる機能があります。遠隔からのONOFFを操作したいと考えている方は、Wi-Fiの電波が安定している位置にする必要があります。
ホームベースの設置スペース、事例のご紹介
ここからは、実際にルンバのホームベースの設置パターンをご紹介します。
注文住宅やリノベーションの設計時に設置する場合・・・
![注文住宅のルンバ基地](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/5AD4DDA2-913C-4F29-8246-EA49575496FC-1024x768.jpeg)
注文住宅の建築やリノベーションを計画中のご家庭に多いのが、予めルンバの設置スペースを設計上に組み込むというパターンです。よく見られるのは、収納の下に空間を作る、もしくは階段下のスペースを活用するケース。どのスペースにおいても、ルンバを設置したい旨を施工会社へ伝え、コンセントを配置します。
![階段下のルンバスペース](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/68A5C25C-06C6-4537-99F0-854BD0A60DD2-1024x768.jpeg)
予めスペースを設計するメリットは、前もってホームベースの定位置を決めておくことで購入後もスムーズに設置ができ、デザイン的にも空間に馴染みやすいこと。インテリアにこだわりのある方や、部屋をスッキリさせたい方に人気の設置方法です。
![可動棚の下にルンバの充電スペース](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/97359A1A-64DB-4052-B664-66C690427A9B-1024x768.jpeg)
デメリットとしては、設置できるスペースが固定になるので、将来的にルンバの買い替えをする際、機種のサイズによっては置けなくなることも考えられます。主にクリーンベースの有無によって設置スペースが大きく異なるので、機種変更を視野に入れている方は必要な空間の変化に対応できる仕様がおすすめ。例えば、棚の高さが移動できる可動棚の下スペースなどは、置きたい機種のサイズに合わせて臨機応変に対応できます。
既存の間取りに設置する場合・・・
![クリーンベース付ルンバのホームベース](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/68702531-D64F-4063-BFDC-58540480048C-1024x768.jpeg)
一方、今お住いの家にルンバを導入する方の場合、機種のサイズや使い勝手に応じて、前述のチェック項目を踏まえながら、ベストな配置を見つけましょう。日常的な家事動線の妨げにならない通路脇や、視線の死角になるスペースがおすすめです。
![棚板が可動する収納棚の下にルンバ](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2021/07/2DB55AF5-0DD1-4CF8-86A4-A2C16DB96954-1024x768.jpeg)
より空間を有効活用したい方は、テレビボードやラックなど、収納家具の下のスペースを使うのもひとつの手。コンセント位置を配慮しつつ、お手持ちの家具との組み合わせが可能かどうかを計画しましょう。
いかがでしたでしょうか?毎日忙しいママ達にとって、お掃除ロボットは家事の時短を叶えてくれる夢のようなアイテム。ぜひ皆さんにとってのベストな配置を見つけて下さいね。