こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築10年の戸建て住宅で暮らしています。
ファッション小物と言えば、バッグ、ストール、ベルト、グローブ、帽子、メガネ、アクセサリー…とたくさんのアイテムがありますよね。その日のコーディネートにプラスして、おしゃれを楽しむのに欠かせないファッション小物。使い勝手よく、気持ちよく並ぶ収納にしたいものです。ここでは、ファッション小物アイテムの収納方法についてお話しします。生活動線に沿って、使いやすく収納してみましょう。
1.ファッション小物は玄関収納を活用するべし。
クローゼットに収納するのももちろんいいのですが、間取りによってはクローゼットが必ずしも正解とは限りません。お洋服を身に纏い、いざ出発!という時に、靴を履いて全身チェックすると、「あれ?なんだかチグハグ…」ということも。そんな時、わざわざクローゼットまで戻っていては時間のロス。玄関近くでコーディネートを完成させることができるのが理想的。
出かける前の玄関にファッション小物を収納すると、時間のロスも防ぎ、使い勝手も便利です。
玄関の最寄りの収納を上手に活用して、ファッション小物の収納スペースを確保。出かける前に、最後に身に付ける帽子やバッグは、クローゼットに収めずここに収めます。
クローゼットポールに吊るせる「吊り収納」を活用して、小ぶりのバッグを収納。家族が良く使うバッグを1アクションで取り出せるように。
引き出しの中に、無印良品のファイルボックスをはめ込んで、ファッション小物をカテゴリー分けしながら収納しています。行き先や用途によって選べるように、サブバッグやストール、サングラスなどもここに。その日に必要な小物をここから取り出し、バッグの中へIN!
コーディネートの最終仕上げは、靴を履いて、ここで。
2.壁にフックを付けて、見せる収納に。
出かける前の動線に合わせて、収納するスペースを付け足す方法も。
玄関の壁に、インテリア性のあるフックを付けて、帽子やバッグを掛けて収納します。フックだけで見てもかわいいし、さらに、使い勝手も動線もいい収納に。
外出から戻った時の、帽子やバッグの一時置きにもなるフック収納。夏は毎日身に付ける帽子などを掛けておくこともできますよ。
また、冬は脱いだコートを引っ掛けられるので、来客の際にも便利です。
子供の帽子やお出かけバッグは、子供の支度部屋の壁にフックを。
子供は特にクローゼットまで行くのを面倒がるので、良く過ごす部屋に収納スペースを確保。出かける前もバタバタせず、小さな子供でも自分で支度ができるように動線を図ります。バッグと帽子を一緒にフックに掛けることで、一ヵ所で支度ができるように。
3.帽子は変形させない収納方法を。
デザインの変形が気になる帽子アイテムは、こんな収納方法もおすすめ。
「ドアフック」というアイテムを使って、ドア裏を収納スペースとして活用します。帽子のデザインを選びやすく、一つ一つを大切に管理できるので、デザインを変形させません。
夏によく使う麦わら帽子なども、つばが変形しないように引っ掛けて置けるので便利。シーズンオフの間は、クローゼットの棚上に移動させて、冬アイテムと入れ替えます。よく使うシーズンのアイテムを優先的に、手に取りやすい収納に。
いかがでしたか?
ファッションコーディネートの完成度を高めてくれるファッション小物たち。美しく整った収納は、きっとコーディネートをもっと楽しくしてくれるはず。もし忘れものをしたとても、玄関に近い収納場所なら、時間のロスも短縮できますよ。ぜひお試しくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nami Sasaki