こんにちは、住宅収納スペシャリスト・KEACONです。夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。
パントリーはあるんだけど、なんだか使いこなせていない!家づくりやリフォームで壁面タイプのパントリーを考えているけど、収納量が足りるのか不安!なんてお悩みはありませんか。
今回は壁面収納タイプのパントリーについて、夫婦と子ども2人、4人家族の我が家を例に紹介していきます。
パントリーには2つのタイプ
パントリーには実は2つのタイプがあるって、ご存じですか?一つ目は、独立した部屋のようになっている小部屋タイプ。
コメ袋やケース買いのビールなど大きな荷物がそのまま置け、広さ次第では冷蔵庫や調理家電なども目立たない位置に置いておくことも。生活感をうまく隠せるというのが小部屋タイプの大きなメリット!その一方で、まとまったスペースが必要になるというデメリットもあります。
もう一つは、スペースや家事を効率的に活用できる壁面収納タイプのパントリー。キッチンの通路を活用して収納スペースをつくれるので、小部屋タイプほどのスペースは必要ありません。ただし、オープンな見せる収納だと、キレイに収納しておかなければ生活感が出てしまうので注意が必要です。
収納量や使い心地は?
背面収納タイプのパントリー
我が家では、キッチンの背面に作った壁面収納タイプのパントリーを使っています。中には幅57㎝、奥行40㎝の可動棚が7枚。収納するものに合わせて高さの調節が可能です。
調理中に振り向けば手が届く場所なので、収納しているものは主に食材のストックをが中心。食べ物以外にも、服用するときに水が必要な薬やサプリのほか、水筒やお弁当箱など、キッチンで使う頻度が高いものの収納にも活用しています。
上段から順番にCHECK!
省スペースで大満足の収納量、
家事の時短にも一役
床の面積では1/3畳にも満たない小さなスペースですが、天井いっぱいまで有効に使えるので、収納スペースとしては十分な量。買い物の後は、すぐにパントリーにしまうことができるので、キッチンに出しっぱなしになるということもありません。なにより、調理中すぐ手の届くところに食材が揃っているので、毎日の時短につながっていると感じています。
ただ、コストコなどで大きなサイズの食料をたくさんまとめ買いをする方には、我が家のサイズではちょっと狭そう。スペースが足りない場合は、まとめ買いしたもののなかでもすぐに使う分だけをパントリーに、残りは別の収納スペースにというように、1軍2軍で場所を分けるのがおすすめです。我が家でもケース買いするビールや炭酸水は別の場所に置いていて、冷蔵庫のストックが無くなった時だけ持ってくるようにしています。
省スペースなのにたっぷりしまえる壁面収納タイプのパントリー。モノがあふれて生活感が出てしまいがちなキッチンを、スッキリさせてくれる心強い味方です。