こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。今回は、メイク用品の収納方法について3つのポイントをお伝えします。毎朝のメイクをもっとラクに、もっと楽しくしたい、そんな方はぜひ最後までご覧下さい。
① メイク用品は使う場所に配置する
皆さんは家の中のどの場所で毎朝メイクをしますか?洗顔やヘアセットと同時に洗面所でメイクをする方もいれば、子どもの様子を見ながらリビングやダイニングでする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
朝の忙しい時間帯にササっとメイクを済ませるためには、まずはメイク用品の「定位置」決めが重要。洗面所でメイクする方は洗面所に、リビングやダイニングのテーブルでする方はリビングダイニングの収納にメイク用品を配置しましょう。
![ダイニングテーブルでメイクをする](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/3ECA18A0-8A5C-4227-8429-D185BA2ACC70-1024x768.jpeg)
私の場合、メイクはダイニングテーブルが定位置。子どもが小さな頃はリビングで遊んでいる様子を見ながらできる、という理由でそうしていましたが、子どもが育った現在も変わらずにいます。なぜなら洗面所は出社前の夫の身支度動線と重なってしまうため。今後子どもが思春期を迎える頃には、更に洗面所の取り合いを予測しています。
![キッチンに配置したメイクボックス](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/AB9957CC-04EE-4EA9-B793-5AC05364D560-1024x768.jpeg)
なので私のメイクボックスの収納場所はキッチンの吊戸棚。メイクをするダイニングテーブルからすぐの距離なので毎朝サッと取り出せます。「メイク=鏡のある場所=洗面所」や「キッチン収納=料理用品の収納」といった固定観念は無くし、自分自身の生活動線を軸にした収納づくりをしましょう。
また、毎朝家の中をあちこち動き回っている方や、他の家族の身支度動線と重なって動きにくくなっている方は、メイクをする場所を改めて設定しなおすとスムーズになるかもしれません。
② 1アイテム1つで固定する
朝のメイクをササっと時短するために、メイク用品の持ち方にもルールを決めておきましょう。おすすめは、1つのアイテムを複数持たないこと。カラーバリエーションが豊富なアイシャドウやリップなども、自分に合うベーシックなカラーを1種類と決めて持つようにします。メイクに変化を付けたい時は、同じアイテムでも使い方や濃淡に差を付けることで新鮮さは得られます。まずは今あるアイテムでできる工夫を。
![メイク用品の持ち方](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/81FE5BD7-8572-4122-BD50-CB7D60B04C5F-1024x768.jpeg)
種類を固定することで得られたメリットは2つ。まず、今日はどれにしようかな、と選ぶ時間がかからないこと。手に取るアイテムは1つに絞られているため、毎回どれを使うか迷いません。また、整理のしやすさにもつながっています。開封後のメイク用品の使用期限はパウダー系のアイテムが約1年、リキッド系は半年が目安。時間が経つと酸化が始まり、肌トラブルを招くと言われています。たくさんの種類を持つと、使い切れないまま期限を迎えることになり、処分に困る機会も増やしてしまいます。
③「清潔」「分かりやすい」を叶える収納
メイク用品の収納方法をつくる時に大切にしたいキーワードは「清潔」と「分かりやすさ」。メイク用品は顔に直接付けるものなので、お手入れや掃除がしやすいことはもちろん、分かりやすい収納に整えておくことでメイクの動作は簡潔になり、時短も叶います。化粧品の品質を保つためには、直射日光や高温多湿な配置も避けましょう。
![メイク用品の収納ボックス](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/96EC8102-0569-4FB5-A200-680C5186CB6E-1024x768.jpeg)
私のメイク用品をまとめているのは、シンプルなプラスチックのボックス。フタも無くオープンな収納なので、中身がひと目で分かり、出し入れもラクです。色は白や透明を選ぶと汚れた時もすぐ気付けます。以前、濃い色のポーチを使っていた時、中でメイクアイテムがこぼれていることに気付かず、手にベットリと汚れが付いてしまったこともありました。また布製のポーチの場合、洗濯の手間やタイミングに迷ってしまい、私には不向きでした。
![清潔を保ちやすいメイク収納](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/9168D6ED-96DA-412D-ADA7-CE5145AB4B76-1024x768.jpeg)
シンプルな形のボックスは、汚れてもアルコールやウェットティッシュなどで拭き取ってすぐに引き続き使えます。ツルンと拭き取りやすい、角に丸みのある容器を選ぶとよりラクです。
![細長いメイク用品の収納](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/511EACE1-E177-46D8-A7DB-24705615BEF7-1024x768.jpeg)
細長いアイテムのスタンドとして使っているのは、もともと洋菓子が入っていたガラス容器。安定感があるので倒れにくく、使い勝手や丈夫さも気に入っています。左側はベースメイクに使うアイテム、右側はポイントメイクに使うアイテムで分けています。メイクの前半と後半に使うアイテムでまとまっているので、取り出す時にも分かりやすく、スムーズにメイクができます。
![無印良品のメイクパレットにアイシャドウとチークとアイブロウパウダーを収納](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/30116973-9380-482E-9015-48DC0BACBDDC-1024x768.jpeg)
ポイントメイクに使うパウダー類はリフィルを取り出し、ひとつのパレットにまとめてセッティング。小さなケースよりも手に持ちやすく、開け閉めの動作やお手入れもひとつ分で済み、時短につながります。
![小さなメイクパーツの収納方法](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/D71EC707-6901-41C7-87FC-E83C51D210F7-1024x768.jpeg)
メイク用品の小さなパーツのストックはボックスの内側にマステでペタリ。細々したアイテムはメイクボックスの中に埋もれやすいので、こうして貼り付けておくと見つけやすくなります。在庫の数もひと目で分かり、無駄買いも防げています。
メイクボックスの整理は片付け初心者さんにもおすすめ
![メイク用品の収納](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/7644085E-7E48-446E-BD31-723ED88C8DC9-1024x768.jpeg)
メイクボックスの収納を整えることは、片付けの初心者さんにもおすすめです。小さなスペースなので短時間で整理ができ、一旦整えてしまえば毎朝ラクできます。ぜひこの機会に、メイクボックスの整理と、収納の見直しをしてみて下さいね。
・こちらの記事では洗面所にメイク用品を使いやすく収納している事例がご覧頂けます。