ホームセンターなどで売られている養生テープ。一般的には、工事現場や、引越しの梱包などで使用するテープですが、実は、暮らしの中でも役に立つことを知っていますか。そこで今回は、わが家でも欠かせない日用品の一つになっている養生テープの活用方法を3つお伝えします。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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養生テープとは
養生テープは、工事現場や、引越しのときに荷物を梱包するために使われるポリエチレンで作られたテープのことです。細かい網目があり、手で簡単にカットすることができます。養生テープは、取り外すことを前提に作られているため、きれいに取り外すことができます。
そのため、取り忘れがないように、一般的な養生テープは黄緑色などカラフルな色のものが多いそうです。最近では、白色のものや、サイズの小さなものも、100均一や無印良品で見かけるようになりました。
シンプルな色味のものは、収納していても見た目もスッキリ。暮らしに取り入れやすいですね。
1. お名前テープとして使う
養生テープは一時的に記名が必要なモノに、名前テープとして活用することができます。
例えば、幼稚園や小学校の持ち物で、わざわざ購入せずに家にあるものを持たせることもありますよね。このような、一時的に名前をつけなければならない場合、養生テープはとても便利。マジックで名前を書くことができる上に、使い終わったら剥がすこともできます。
また、大きく名前を書くときにも、養生テープがおすすめ。これからのシーズン、レジャーシートなどの記名にもぴったりです。
2. ラベリングに使う
どこに何を収納したのかが、一目でわかるようにするための「ラベリング」。マスキングテープを使ったり、テプラなどのラベルライターをすることが一般的です。
実は、養生テープもこのラベリングにも便利なアイテム。例えば、布製の収納アイテム。シールを貼ることができませんが、養生テープであればしっかり貼ることができます。また、小さなお子様にもわかりやすいように、大きく文字を書いたりイラストを書くと、オリジナルのラベリングをつくることができますね。
中に入れるものが変わってしまっても、簡単にラベルを取り外すことができるので、収納するものが変わってもすぐに対応できます。
3. 防災の備えとして
台風が上陸する確率の高い九州では、養生テープは欠かせない防災アイテムの一つです。窓ガラスが割れた時の飛散防止に使用したり、ベランダなどに出しているものを固定するためにも活躍します。シンプルな色の養生テープは窓に貼っても外から目立ちにくく、お気に入りです。
また、台風が頻繁に通過しない地域でも、防災用品のひとつとして備えておくと安心。例えば、避難所で持ち物に名前を書いたり、ブルーシートや段ボールなどを固定する際にも、ガムテープでは後が残ってしまいますが、養生テープではその心配がありません。
わが家では、全ての窓を養生できる量を備蓄していますが、住む地域によって必要になる量は変わってくると思います。防災用品を見直す際には、ぜひ検討してみてください。
いかがでしたか。今回は、養生テープの活用例を紹介しました。ガムテープやマスキングテープではできない使用方法が養生テープにはあります。ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto