こんにちは♪
整理収納アドバイザーのすぎたともみです♪

子ども部屋って、子どもが小さいうちは空き部屋になってしまいますよね。
皆さんはどう使っていますか??
よく頂くご相談は、
「将来の子ども部屋が、物置部屋になってしまっている」
というお悩み。
おそらく普段使わないモノの収納場所として活用したいところですが、「使いやすく収納できていない」「モノを詰め込んでしまい、開かずの間になってしまっている」という方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、将来の子ども部屋のおすすめの活用方法をご紹介しますね!
⒈物置として活用する場合の収納方法
空き部屋を物置として、普段使わないモノを収納する場合のポイントは、「大きなスペースを仕切りながらモノの定位置を決めていくこと」です。
空き部屋は大きなスペースなので、そのままの状態でモノを置いてしまうと、どんどん積み重ねてしまいがちです。そうすると、奥のモノが取り出しにくくなり、何がどこにあるのか分からないため、モノが死蔵してしまいます。
使う頻度の少ないモノを置く物置なので、そこまで見た目の良い収納をつくる必要はなくても、
「使いたい時にはすぐ出せる」
「どこにあるのかがわかっている」
この2点には配慮してモノを配置したいですよね。
まず、大きなスペースを仕切るために、棚や引出しなどを配置しましょう。使っていない衣装ケースや収納ボックスがある方は、こちらで活用してもいいと思います。

ちょうどいい棚や引出しが無いという方は、段ボール箱でも代用できますが、段ボールは虫がわきやすいので、長い期間使用するのはおすすめしません。
また、積み重ねてしまうと、下の箱が取り出しにくくなります。中身もそのままでは分かりにくくなるので、必ずラベリングも必要になります。

⒉何を置くか?
物置として使う場合、スペースがあるからと言って、とりあえずなんでも押し込んでしまいがちです。そうすると、すぐにモノでいっぱいになってしまい、何がどこにあるかが分かりにくくなりますよね。
そうならないためにも、予め物置には何を置くかも決めておくのがおすすめです。基本的には、使用頻度の低いモノを入れましょう。
例えば、、、
・子どもの思い出グッズ
思い出に残しておきたいおもちゃや、お絵描きや工作の作品たち。成長とともに増えてしまいがちですが、「1人1箱」というようにスペースを決めて保管しましょう。

・季節用品
扇風機や暖房機、ひな人形やクリスマスツリーなど、季節限定で使うモノの置き場所として定位置を決めておくと毎年の出し入れがスムーズです。
細々した飾りなどは、ボックスや引出しにまとめておきましょう。

・水着やスノーウェアなどのレジャーアイテム
夏しか使わない水着やマリングッズ、冬しか使わないスノーウェアや手袋なども、季節ごとに家族分をまとめておくとスムーズです。

・シーズンオフの衣類、おさがり服など
冠婚葬祭用の衣類や、次のシーズンに着る予定の服も定位置を決めておきましょう。まだサイズが合わない出番待ちのおさがり服なども、スペースを決めて管理しておくと、お子さまの成長に応じて活用できますね。

・来客用の布団など
定期的に泊まりに来る来客があるご家庭は、来客用の布団置き場としても使えますね。中身が見える布団用のケースや、軽めの収納ボックスに入れておくと管理しやすいのでおすすめです。

・・・物置として利用する場合、こういったアイテムを置くのにぴったりですが、数年後に子ども部屋として使う時はどこかに移動する必要があります。
「モノの定位置を決めること」「量が増えすぎないようにキープすること」を意識して管理してくださいね。
⒊空きスペースは多目的室としての活用がおすすめ
物置として使う場合もなるべく「空きスペース」をつくりましょう。モノが少ないお家でしたら、部屋まるごと「空き部屋」のままでもOKです。
空きスペースにしておくなんてもったいないと思われる方もいらっしゃいますが、小さなお子さまがいるご家庭では、この空きスペースを「多目的室」として残しておくと、いざという時にとても役立ちます。多目的室というのは、用途を決めてしまわずに「必要に応じて使える部屋」として捉えてください。
例えば・・・
・客間として
布団を敷けるスペースがあれば、ご親戚が泊まりに着た際の寝室として使えます。旅行バッグなどの私物置き場としても使えるので、リビングはいつも通りの状態をキープできますね。
・在宅ワークスペースとして
簡易的なデスクがあれば、在宅ワークも集中してできますね。
家族を気にせずオンラインでの打ち合わせができます。

・家族が病気の時の寝室として
家族の誰かが風邪やインフルエンザなどにかかってしまった時、普段は一緒に寝ていても、いざという時に寝室を分けられると安心ですよね。
将来の子ども部屋は、子どもの成長に応じてフレキシブルに対応できるよう、是非モノの整理から始めてみましょうね。