こんにちは。整理収納アドバイザーの岸上のぞみです。わが家のキッチンはノーリツのrecipia(レシピア)。建売住宅にもともと採用されていたキッチンで、オプション無しのノーマルなキッチンです。幅は2m40cm、高さが85cm。引き出しは大小含め全部で8箇所と、食洗機がついています。今回は、場所ごとにわたしがどんな使い方をしているのかご紹介していきます。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
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【左】シンク下収納はファイルボックスで区切る
シンク下には調理時によく使うボウルや計量カップなどを使いやすい右側へ。ハンドブレンダーやストック類を無印良品のファイルボックスを使って収納しています。
【中央左】食洗機を一軍の食器収納に
この家に引っ越してきたのは息子が0歳10ヶ月の頃。スイッチのボタンを何度も押してしまうため、いたずら防止にブレーカーを落として手洗いするようになりました。その後、手仕事のうつわを少しずつ購入するようになったこともあり、今でも手洗いが定着しています。
食洗機はシステムキッチンの中でも使いやすい位置にあり、ほぼ毎日使う一軍の食器を収納。本来の使用用途とは違いますが、とても使いやすいです。
【中央右】カトラリー収納と保存容器収納
シンク側とコンロ側、どちらに立っていても便利な位置の引き出し。上段にはカトラリー類や、軽量スプーンやみそマドラーなどの使用頻度の高いものを手前に収納しています。種類ごとに混ざらないよう、ダイソーの「タワーペンスタンド」と「積み重ねボックス大・細形」で区切っています。
保存容器はその下の引き出しに。ブックスタンドを横にしてタッパーとセラーメイト(ガラス保存容器)を区切っています。
【右】コンロ下収納
フライパンスタンド(楽天で購入)にフライパンやフタを並べています。前の空いたスペースにファイルボックスを2つ並べ、調味料グループとオイルグループを収納。再利用するジップ付き袋や再生紙も隙間に。
【下】鍋収納と乾物食品ストック
重さがあるお鍋やホットプレートは下の段へ。缶詰や乾物などの食品ストックは、いつも同じものが同じ量あるわけではないので、紙袋や緩衝材として使われていた再生紙でゆるく区切っています。
【まとめ】使いやすい引き出し収納、3つのポイント
今回ご紹介したキッチン収納、どの場所にも共通していることが3つあります。1つ目は、あけてすぐ、何がどこにあるのか見えること。2つ目は、引き出しを開けたあと、ワンアクションで取り出せること。3つ目は、詰め込みすぎないこと。
キッチンは家の中でも特に、頭と手をたくさん働かせるコックピットのような場所なので、出来るだけ直感的に動けるよう、定期的に見直したいですね。
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