ファイルボックスやA4サイズが入らない、奥行き20センチの収納。どのようなモノを、どのように収納をしたらよいのか難しいスペースですよね。そこで今回は、奥行き20cmの収納スペースを使いこなしている整理収納アドバイザーの2人が、その活用方法についてご紹介します。
2022年10月から12月に計8回開催した、REプロアドバイザーによるInstagramコラボライブの内容をご紹介!今回は、第8回の Nagisa Okamoto×すぎたともみ編です。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 20㎝の収納スペース
使用している奥行き20cmの収納は、どちらもPanasonicシステムキッチンの背面収納。同じ収納スペースですが、収納アイテムの使い方も、中に置いているモノも二人それぞれ。奥行きの浅い収納スペースの活用アイデア、是非みなさんのお部屋でも参考にしてみてくださいね。
2. そのまま入らない収納アイテムは横向きに
A4サイズのファイルボックス。通常どおり穴があいている面を正面に向けて使うと、棚からはみ出て扉を閉めることができません。そこで、おすすめなのが正面にくる面を横に向けて、前後に並べる使い方。子ども用の学校関係の書類、自分用の仕事や保険の書類など、人別に分けて書類を管理しています。
立てて収納できないと思っていた大きめの本や雑誌も、ファイルボックスを使用することで収納できるように。奥と手前で使用頻度を考えて収納するとより使いやすさがアップします。
さらに、無印良品のポリエステル綿麻混ソフトボックスやメイクボックスなど、持ち手が付いている収納アイテムも横向きに。持ち手がある方を正面にすると入らないサイズでも、横向きにすることで使うことができます。
棚と収納ケースの間には隙間をつくることも忘れずに。隙間があれば、わざわざ収納ケースを引き出すことなく、手をいれて簡単に出し入れすることができます。
3. 奥行き20センチの収納アイテムがない!は空箱で解決
奥行き20cmのスペースで使える収納アイテムを探すのは大変ですが、空き箱を使うことでその問題を解決。iPhoneが入っていた箱やかわいいのクッキー缶など、ちょうどよいサイズの空き箱があれば活用するのも一つです。お気に入りのボックスを使うと扉を開けるたびに気分もあがりますね。
また、使用頻度が低いものは蓋付きのボックスに、さらにその上に蓋なしのボックスを重ねることで、頻繁に出し入れするものが取り出しやすくなります。ごちゃつきがちなケーブル類も箱にまとめていれるだけで見た目もスッキリ。
扉を開けるという動作が必要な場所なので、出し入れはできるだけ簡単にしたいところ。箱を重ねる場合も、棚との隙間を作っておくことで、簡単に出し入れすることができます。
4. 使う場所、頻度によって収納スペースを考える
ダイニング側に収納がある場合、リビングに近い位置の収納は、家族共有のスペースにしています。収納しているのは、絆創膏やつめきり、ハンドクリームなどの細々したものから、リビングで使う工作セットなどです。
細々したものは、無印良品のMDF小物収納シリーズの引き出しを使い、一つの引出しに1アイテムを心掛けています。子供たちもどこに何が入っているのかわかっているので、ママどこ?と聞かれることもありません。
また、ハサミなど子供が使うものは、出し入れのしやすさをポイントに。ハサミやのり、鉛筆などは使用する頻度が高いので、引き出し収納ではなく投げ入れ収納にすることで、片付けのハードルを下げています。子供が立ったまま、ぽいっと入れられるのでお片付けも楽ちんです。
いかがでしたか。2 人に共通していたポイントは、扉の中はできる限り簡単に出し入れできる仕組みにしていたこと。扉を開けるだけでもワンアクションになるので、中のスペースはできるだけ簡単に、そして、出し入れしやすくすることが大切です。
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第8回 Nagisa Okamoto×すぎたともみ編
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto